わくわくお楽しみイッパイの美味しいケーキのご案内です。
「ガレット・デ・ロワ(galette des Rois)」という名前のケーキ。
「ガレット(galette)」とは円形のお菓子、「ロワ(roi)」とは王様のこと。
「王様のケーキ」という意味になります。
エピファニーは1月6日。ガレット・デ・ロワは、正式には1月8日に食べることになっているそうですが、フランス人方も日本のクリスマス同様、恒例のお祭り行事の一つで、
クリスチャンでもない限り食べる日にちにはそれほど気にしていないようですね。
キリスト教の暦で、1月6日は「エピファニー(Épiphanie)」。
クリスマスから12日日目のこの日、東方から3人の王様(博士とも言われる)が、星に導かれてベツレヘムにたどり着き、キリストに贈り物を贈って誕生を祝った日とされています。
この日、キリストが神の子として人間の前に現れたということになります。
サロンデサリュー じゅんさん作のガレット・デ・ロワはこちらです↓↓↓

このケーキになくてはならないアイテムが2つ!!
①、王冠
②、ケーキ内に1つ入っている陶器で作った「フェーヴ」と呼ばれる小さなマスコット。
*フェーヴとは「そら豆」を意味します。
その名が示すように、昔は乾燥したそら豆を入れたそうですが、
今では陶器製や金属性の飾りがフェーヴとして使われています。
「現代風 王様ゲーム」の起源のようです。
切り分けたガレットに、フェーヴ(fève)が入っていた人は王様となります。
女性なら王妃様。
王様なった人は、ガレット・デ・ロワについている王冠をかぶり、自分の好きな人を王妃様として選びます。
王妃様なら、もちろん王様を選ぶわけです。そしてキス。
その場にいる人たちから、「王様ばんざい!」、「王妃様ばんざい!」と叫んでもらいます。
フランスでの「ガレット・デ・ロワ」の一般的な説をご紹介しておきます。
なんと古代ローマ時代、12月末から1月にかけてのサトゥルヌス祭にケーキを切り分けて、そら豆が入っていた人が饗宴の王になるという習慣があったと言われます。
カトリックの世界でエピファニーと結びつけた風習となったのは4世紀末。
そら豆に代わって陶器のフェーヴが使われるようになったのは19世紀は半ば。
フェーヴコレクターも世界に沢山いらっしゃいますが、フェーヴに関してはまだ最近のお話ですね。
今年は、私が当てちゃいました\(^o^)/
あっ・・・豆知識。
フランスでは毎年、ほぼ人口と同じ数のガレット・デ・ロワが消費されています。
また、フランスは共和国大統領制を築いている中で、大統領閣下に贈られるこのケーキには
「フェーヴ」は入れられていません。
ここでどなたかが「王様・キング」になってしまってはいけない!と配慮されているそうです。
栄養満点、楽しく美味しいケーキで寒い冬を乗り越えましょう。
サロンデサリュー
伊藤寿彦。